暁薛アンソロジー【甜城若夢】①

いよいよ立冬、甜城若夢の発行日ですね。
ほんの些細なトラブルがありましたが、無事この日を迎えることができて本当に嬉しいです。

この度寄稿させていただいたのは「朝の雲、夕べの雨」というタイトルのR18小説です。
いつもどおりの地獄み薄めのささやかなイチャラブです。

私が字で二次創作を始めたのは、去年の10月下旬でした。
できあがったのは5,000字程のSS。
特別読書家でもないですし、語彙も知識もさしてない人が、いきなり名作を書けるわけもありません。
処女作はあまりにもこっ酷い出来栄えで読み返すのも恥ずかしい程で、結局タイトルもつけずPCの奥底に保存しました。

実はそのSSが、この「朝の雲、夕べの雨」の元になっています。

今年の春先にアンソロジーのお話をいただいた時、誰の目に触れることもないまま眠っているSSをふと思い出しました。
拙いSSとはいえ、生まれて初めて書いた作品にはやはり思い入れがあります。
そして、生まれて初めて書いたSSの完成は昨年11月初旬、発行はそこからちょうど1年後の節目になる今年11月初旬。
なんと奇遇な(?)。

せっかくなので、これをなんとかブラッシュアップして寄稿できないだろうか……そう思い立ち、PCの奥底からSSを引っ張り出してきました。
それを捏ねたり千切ったりくっつけたりして、ようやく「朝の雲、夕べの雨」として寄稿するに至りました。

3年間の義城での暮らしの中で、お互いに好きとか愛しているという言葉を交わすことがなかったとしても、こんな触れ合いもあったんじゃないかな~。
いやあっただろ!番外編で見たし!!私見ました!!!
そんな気持ちで書きました。
あまり尖ったところもなく当たり障りのない内容ですが、自分なりに丁寧に書いた思い出深い作品ですので、お読みいただけたらとても嬉しいです。

はぁ……自分の文章が人の目に触れるのは、1年経っても気恥ずかしいものですね。
いつになったら慣れるんだ🙄

主催の青さんには、暁薛アンソロジーという夢のような企画を実現させてくださったこと、このような初心者にお声がけくださったこと、また細やかにご連絡・ご対応いただけたこと、参加者としても読み手としても感謝以外の言葉が見つかりません。
本当にありがとうございました!

暁薛アンソロジー【甜城若夢】、手にするのが本当に楽しみです💖